読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

初心者による初心者のためのブログのテーマ入門

1ヶ月毎日ブログを書くという無茶な企画を始めて7日になる。まだなんとか続いている。

今日は、ブログを書く時のテーマ、がテーマだ。
具体的には「専門性の有無」と「筆者の知見の多寡」ついて考える。

f:id:startselect:20161207222120p:plain

それぞれを縦軸、横軸において整理してみた。

横軸はテーマが日常的なら左、専門的なら右となる。縦軸はそのテーマに対する知見が卓越していれば上、不足していれば下となる。

これに基づき、4象限を設定してみた。そして、それぞれの象限の記事が、読み手にどういう印象になるか考えてみた。

なお、文章力、語彙といった表現に必要な能力は、充分にあると仮定する。

f:id:startselect:20161207222130p:plain

第1象限: 専門的かつ知見卓越
一言でいうと、ディープな話になる。 その分野に興味がある読者にとっては、読んでいてとても面白く感じる。 (例)ロボット研究の話を、プロの研究者が本音で書く

第2象限: 日常的かつ知見卓越
多くの読者にとって納得感ある話になる。
(例)コンビニのお弁当の時間帯ごとの売れ筋を、長年バイトしている人が語る

第3象限: 日常的かつ知見不足
共感ある話になる、ことがある。共感されないと「それで何?」となるかもしれない。
(例)行きつけの食堂の店員さんがかわいくて気になる、というちょっとした気持ち

第4象限: 専門的かつ知見不足
大穴でウケる可能性がある。しかし多くの場合、散漫で読むのは辛い。
(例)検索で調べた情報を元に、アメリカと旧ソ連の冷戦のエピソードを書く

私自身が書くものを考えてみると、結果的には第3象限になっているケースが多いように思う。
特に明確な専門領域を持っていないこともあるし、一方で日常的に知見を貯めているような取り組みもしていない。
浅く広い生き方なのかな、と自己認識することもある。

他方で好奇心旺盛な自覚があって、誰かが書く第1象限のディープな話を読むと、その世界の魅力に酔いしれることもよくある。そして内心、こんなディープで面白い話が書けるようになりたいという思いも、なくはない。
では、どう実現に到達するか?

一番可能性があるのは、掛け算だと思っている。
リクルートで、公立中学の校長も務めた藤原和博氏の言葉を引用したい。

1つの分野で勝負して100万人に1人になるには、羽生君もそうであったように99万9999人を倒さなきゃならないんで、ものすごい勝負です。アスリートはそれをやってもいいかもしれません。でも僕は普通のビジネスパーソンでもこの存在になれる方法を今、示してるんですよ。3つの分野で掛け算しましょうねと。

(*1)

藤原氏は、聴衆のビジネスパーソンに対して、キャリア論としてこの言葉を語っている。だが、この発想をブログの執筆に転用してみたら、意外とイケるんじゃないか。

要するに、100人に1人レベルで卓越した知見を、まるで異なる3つの分野で持つことができれば。その掛け算で、ディープな話を紡ぎ出せるのではないか? という想像だ。

根拠はない。しかし、不思議と実現性がありそうな気もしている。
私はひとつの分野を突き詰めるタイプではないが、色々な分野に興味があり、そこを少し深く掘ることも結構好きだ。

分野の掛け算で、おもしろいことを書けるようになりたい。


(*1) logmi.jp