あの日見た水のくじ当選の意味を僕たちはまだ知らない

今、ファミリーマートの2リットルの水のペットボトルについている、当たればお菓子がもらえるくじ。私の中での通称は、水のくじ。

f:id:startselect:20161213020854j:plain

f:id:startselect:20161213020910j:plain

当たった...!!
6回めのくじで、ついに当選を引き当てた。

先日の記事で、私が立てた当選確率の予測は10%程というものだった。
外れる確率、90%として、6回連続で外し続ける確率は計算すると53%になる。 したがって、そろそろ当たってもいいよね(50%前後をそろそろ当たってもいいだろうラインと勝手に決めた)となんとなく思っていたところで、無事に当選した。

当選確率10%という推測はそんなにズレてない気はする。
ということは、10%程度当たってほしい施策上の理由があるわけだが。

このキャンペーンの狙いについて、先日書いた記事での予想は「Famiポート端末の認知拡大」だとしたが先程、当たりくじを見ていて、もう1つの可能性に気づいた。

f:id:startselect:20161213021056j:plain

ひょっとして、これは、ファミリーマートサークルK・サンクスの店舗統合をスムーズに進めるための「店員の練習機会づくり」なのではないだろうか。特に、サークルK・サンクスの店員に対しての。

ファミリーマートユニーは2016年9月1日をもって経営統合した。そして、コンビニブランドとしては、ファミリーマートと、ユニー傘下のサークルK・サンクスは将来的な統合が予定されている。基本的には、その3つのブランドの中では最大店舗数を誇るファミリーマートに吸収されるかたちになる。 (*1)

コンビニの統合というのは、調べてみると、ただ単純に看板を架け替えて、外装と内装を変えれば良いという単純なものではないようだ。店舗オーナーとしては、特にこれまで上手くいっていたのであれば尚の事、運営方式や商品展開が変わることに強い不安を抱くこともあるらしい。 (*2)

特に、コンビニで各種決済や通販の受取などの複雑な業務をカバーする場合において、本部の会社が入れ替わると、現場オペレーションとしては0から教育のし直しなどに大きくコストがかかることが予測される。それは短い時間で入れ替えられるものでもないのでは、と想像する。

そこで、今回の「100円の水を買ったら100円のお菓子がもらえる、ただし当選しても店頭の電子端末を利用しないといけない」というキャンペーンを早目に打ってみたら何が起こるか。
たった100円程度の景品なので、店員はさほどプレッシャーもなく、客の質問に答えたり、端末から発行した当選チケットのレジオペレーションしたりできる。 おそらく基盤システムがファミリーマート側に統合されるであろう中で、ファミリーマート基準オペレーションを実践で習得する機会が生まれるわけだ。 もちろん、サークルKサンクスを利用する消費者がファミリーマートの仕組みに慣れるために、ということも副次的な狙いとしてはありそうだけれど。

この推測が正しい場合、最大の受益者は、消費者やバイトの店員ではなく、統合される店舗の経営サイド、ならびに各店フランチャイズ・オーナーに思われる。

さて、この推測は当たっているのかどうか。残念ながらファミリーマートの中の人ではないので分からない。
だが、くじの写真を見る限り、ご丁寧にサークルKサンクス店舗での当選くじチケット出力の方法が書いてあるのを見ると、そこまで外れてもいない気もする。


(*1) サンクスなどファミリーマートに統合へ…セブン-イレブンを打倒できるか - ライブドアニュース

(*2) ファミマとサークルKサンクス統合がオーナー達に与える影響