はたらくに思い悩める梅雨の朝

ぼくはいまフリーランスではたらいている。
といっても、ソフトウェアエンジニアやデザイナーではない仕事をしている。ビジネス畑。

具体的になにをやっているかというと、
「イベントの運営」
「事業会社のインターン・手伝い」
非営利団体の事務局」
「企業のSNSの運用」
「法人向けの小さい事業の立ち上げと運用」
など。

8年間、合計いくつかの会社で正社員としてフルタイムで働いてきたのだが、思うところあって会社員をやめてフリーランスになってみた。

この働き方に変えて、いろいろな発見がある。
良かったことと、辛いことを書いてみる。

良かったこと

仕事が選べるようになった。

命じられたことをやるのではなくて、働きたいと思う人と働くことができるようになった。

働く場所と時間の自由が得られた。

朝起きて会社行くのが辛いので、通勤をなくして家や違う場所で働くことがある程度可能になった。

辛いこと

値付けに苦しむ。

会社員だったときは、自分で自分の給与を算定しなくても会社が決めてくれて、それを受け入れるだけでよかった。
いまは、自分の働き方、成果、それに対する対価を自分で定義して、契約相手と納得行く合意を作らないといけない。
これは難しくて、結果ミスって馬鹿みたいに安く受けてしまって、辛かったりする。
ちなみに結果的に月収はサラリーマン時代より半分くらいになった。なんとか生活はできるレベル。

労働時間とエネルギーのかけ方に苦しむ。

操業時間どころか、コアタイムなるものすらないので、自分で働く時間を決めないといけない。
そして複数仕事を掛け持っているので、投入時間量とエネルギー配分の波があってキツイときにはとてもキツイ。

自分のアイデンティティに苦しむ。

これは、ぼくが明確なスキルの強み(エンジニアリングなど)を持たず、かつ熱意の注ぎ方がわかっていないことに起因していて、かつ複数の仕事をバラバラやっているからではあるが。
締切に追われていると、自分って何をやりたかったからこれをしてるんだっけ、というのが迷いがこみ上げて辛い。


以上、辛いことがたくさんあるように見えるが、ある意味では自然だとも思う。

ぼくはそもそも9年前、大学四年のときに、働きたくなかったけど、大学院にいって研究したいこともなく、とりあえず就職する他ない考えて就活していた。
結果、第一志望というべき会社には就職したが、そこで気づいたのは、その会社で何十年も会社員をし続けることは、未来を考えると、それでいいんだっけという思いが去来した。
でも確たる未来に向き合う方法はよくわからなくて、勢いで転職してみたけど、とくに本質的な感覚の転換、セルフイノベーションとでも言うようなものはついぞ起こっていない。

という思考と生き方を続けた人間が、受動系のはたらき方を短期間で外したら、そりゃ不慣れと不安で、こういう状況になるものだろう、と。
そういう意味で自然だと。
どこかのタイミングで慣れるはずだ。
しかし、ただ慣れて終わりで良しにしたら、それも違うだろうと内奥の声が聞こえる。

考える事、試行錯誤すること、フィードバックを活かすこと。 それをあきらめたら、試合終了かもしれないから。

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蒸し暑い。今日はこのへんで。