札幌のとある高校を訪れて

札幌でどうしてもやりたかったことが一つだけあった。
それは、札幌南高等学校を訪れてみることだ。

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ここは、岩田聡さんの母校である。

ぼくの岩田さんの高校時代についての知識のほとんどは、「岩田聡の原点」 (*1) に依っている。
この電子書籍は、岩田さんの高校の仲間たちが、2015年に55歳の若さでこの世を去った岩田さんを惜しんで、おもに高校時代のエピソードを中心に、これまで世の中にほとんど出てこなかった話をとりまとめたものだ。
2016年7月。すなわち今から1年前であり、岩田さんの一周忌のタイミングで発刊された。

いま思い出しても、この書籍のインパクトはすごかった。岩田さんの経営哲学に心動かされてきたぼくも、まるで高校時代の話は知らなかった。
岩田さんがバレーボール部だというのは知っていたけれど、まさかそこまで、彼の人生に多大な影響を与える経験、そして人の繋がりがそこに生まれていたことはまったくの初耳だった。
ぼくも高校からバレーボールをはじめて、そして同じようにセンターポジションをやっていた人だった。これで、親近感が強まらないわけがない。もちろん一方的なそれでしかないとしても、だ。

岩田さんの細かい話に興味ある方は電子書籍を買って読んでいただきたいのだが、そんなこんなで、札幌南高校はぼくにとって、一度足を運んでみたい場所だった。

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これが体育館の写真だ。
もちろん学校の中には入ったりはしていないし、これは道路から撮った写真だけれど。

この日は平日で、グラウンドでは、陸上部やサッカー部の高校生たちが練習に勤しんでいた。きっと体育館の中ではバレーボール部の高校生たちが、かつての先輩と同じように、練習やトレーニング、あるいは、休憩時間に談笑していたことだろう。

ちょうど岩田さんが亡くなって2年が経った。
札幌南高校を訪れたことで、自分のなかでひとつ、何か整理がついたような気がした。


*1

ゲーム界のトップに立った天才プログラマー 岩田聡の原点: 高校同期生26人の証言 Kindle