ギブギブン

1ヶ月毎日ブログ書く企画ではじめたブログです。

冬の乾燥、苦しみは繰り返す

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冬になった。私は冬がきらいだ。まず寒い。寒いのがキツイ。それだけならまだしも、一番キツイのが、感想による手足の肌荒れである。足の霜焼けはかゆくて集中力が奪われるし、手の甲側の乾燥は簡単に血が出て普通に痛い。 正直なところ、寒いだけなら多分まだ耐えられると思う。この乾燥による身体的ダメージがどうにも耐えられない。

なぜ私の手はこんなに乾燥に弱いのか。 人類史を考えてみると、約7万年前に現生人類(ホモ・サピエンス)はアフリカを出て世界各地に向かっていったことがわかっている。そのアフリカは、さてどれくらい寒くて乾燥していたんだろう。正直アフリカといっても大きすぎてひとくくりにはできないが、良くわからないが、まあでも一番寒い時期でも日本よりは寒くなかったり乾燥していなかったりはするんじゃないだろうか。 と考えると、決して人類は寒さと乾燥に適応した生物ではないということはまあ、前提として受け入れざるを得ないだろう。

とはいえ、そのあとに散っていった地域を見ると、日本よりもずっと寒かったり乾燥していたりする地域もある。ではそういう地域の人々は手の乾燥と痛みに悩んではいないのだろうか?うーん、情報の調べ方がいまいちわからないのだが、多分いるにはいるんだと思う。

どちらかというと、日本(以後、日本と書くが基本的には東京という意味で使うことをご了承いただきたい。沖縄は全然気候が違うと思うから。)の場合は年間を通じての気候の変化が良くないんじゃないかと思う。四季などといって、日本の気候は素晴らしいなどといっている人も多いが、私は全然同意しない。日本は二季しかないと思っているのだ。暑くて湿度が高くてぐったりする夏と、寒くて乾燥して辛い冬。これだけだ。残りはただの移行期間である。

夏があるから油断しているうちに、あっというまに形ばかりの秋が終わって、冬になり、肌が本来苦手な乾燥にさらされる。そして人間のほうもそのあまりの早さについていけず油断しているので、乾燥対策を怠ってしまう。だから乾燥して痛い。そういう流れがあるように思っている。

もうすでに、私の手は乾燥で切れて出血した箇所が2箇所ある。まだ12月入ったばっかりだというのに!いや実は毎年こんなことを繰り返している。繰り返しているが、毎年改善はしない。1年のサイクルというのは、学習を行動に転化させるには長すぎる。何より、仕事などのように定型化されているわけでなく、あくまでとことん身体的なところに始まって終わる話だから、そういう脳主導の都合のよい学習サイクルだけでうまくいくもんじゃないよね、と思うのだ。

でもそうはいっても、なんとか、今年こそ、手足の乾燥ダメージを最小限にしたい。ほんとに、辛いから。