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1ヶ月毎日ブログ書く企画ではじめたブログです。

本の感想を1人で語るポッドキャストを始めたい

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読書は好きなのだが、読むだけでは本当になんの記憶にも残らず、記憶に残らないと行動にあまり生きてこない。 いや別に読書なんて「実用」のためにやっているわけじゃないでしょといったら、むしろまったくそうだと思っていて、むしろ実用のための読書、みたいな考え方のほうが苦手だったりする。 じゃあ別に読んだ本のことなんて片っ端から忘れたっていいじゃないともいえるんだけど、それでもなんだろう、記憶が信じられないほど簡単に封じ込められてしまうのがもったいないような気がしているんだと思う。 あとは、記憶に残す方法というのがなんとなく自分では見当がついていて、平たくいえばその本についてアウトプットすることだ、とおもう。 要するに、読書の感想を文章化するとか、そういうこと。

かつてぼくはブクログという読書記録のWebサービスを使っていて、そこにちょいちょい感想を書いていた。いやいまも一応アカウントは生きているんだけど、どうにも書くのが億劫になってしまい、めったに書いていない。 でも、書いた方が、書かないケースに比べて明らかに記憶に残る度合いは大きい。というか正しく言うと、その感想文を読むと、自分が読んだ時の記憶が蘇ってくるというべきなのかもしれない。それが5年前、10年前だったりすると尚よくて、「ああ、あのときの自分はこのテキストに関してこのように思っていたのか」ということが感じられて、本の中身にとどまらず、自分の変化(や変わらないところ)までがわかってしまい、大変にお得な気持ちがする。

とここまで書いたところで、やっぱ読書の感想を書いたらいいんじゃないかと思ってきたのだが、ただやっぱり面倒は面倒なのだ。そこで、別のアウトプットの方法がないか考えてみて、読書の感想を言うポッドキャストでもやってみたらいいのかなと思ったのである。 1人でやるか、複数人でやるか、という話だが、複数人でやると予定を合わせたり、いやそもそも「課題図書」を決めたりしないといけないので手間がかかる。記録に残し、記憶に残したいのが目的だから、その調整に工数をかけるのはそこまで気乗りはしない。

ということでいえば、やっぱり一人でやるのがいいのかなと思う。ぼくはポッドキャストをいままでに3つの番組をやっているが、どれも2人(またはゲストを入れたらそれ以上)でやっている。単純に、2人以上で話すほうが楽しいし、続けるモチベーションが生じやすいし、続ける仕組みもつくりやすい。ただ一人でポッドキャストを始めることはできても、続けるのはそうそう容易ではないのだ。

しかしまあ、初めてみて速攻頓挫したら、まあそれはそれでよいだろうと思っている。 人生だいたい実験みたいなのものだし、ポッドキャストをやっても失うものも何一つないので、お試ししたらいいんだと思っている。

ただ音声収録の問題はいつでもどこでもできるわけじゃないってのは地味にハードルかもしれない。 いまぼくはこの文章をノートパソコンを前にして、そして目の前におくさんがいながら書いている。文章ならこれができるが、音声だとそういうわけにもいかないだろう。

ということで、実はアウトプットの手間自体は音声は楽そうに見えて、いつでもどこでも性という意味では文章に劣るようにも思えてきた。

ということで、この企画は始まるんだか始まらないんだか若干不透明になってきてしまったが、まあちょっとやってみようかなととは思っている。結局文章に行き着くかもしれないが、それはそれで試してみてやっぱ文章がぼくには合ってるわとなるとしたら、それでオッケーなので、どっちに転んでもいいことしかない。