「発音」を真剣に学ぶと、飛躍的に英語を実用する力が上がる、かも
英語の上達には何の能力を伸ばすのがよいのかというのはよくある議論。
4技能、すなわちReading、Writing、Speaking、Listeningに分解して考えるケースも多いと思われる。私もそういうふうに考えていた1人。
話すのが苦手なので、Speakingが弱いのかなと思っていた。
が、ぜんぜん違う方角から、苦手を克服する方法があることを知った。
それは、発音である。
かつて私もそうだったが、発音に関しては、このような思考段階を持っていた。
第一段階 > 発音がうまくできない。だからしゃべることに自信がない。
第二段階> 発音を気にしてしゃべるのに自信がないことが問題。そんなこと気にせずしゃべればいい。
問題は、この第二段階にくれば解決かというと、それが解決ではないことだ。実際問題、いくら気にしないつもりでしゃべろうにも、やはり通じないことがあると疲れてくるのだ。
というときに、竹村さん (*1) という英語の発音を専門的にトレーニングする方に出会って、レクチャーに参加してみて、ひとつわかったことがある。それは、そもそも英語と日本語は発音の方法が物理的に違うので、根性で「通じなくても喋り続けろ」というのも科学的に無理があった、ということだ。
かくして思考段階はここに至った。
第三段階> 英語と日本語の発音が違う以上、英語の発音の出し方を習得することで、4技能含めてベースの英語理解と運用力が高まる。
と。1年ほど前に、ここに来た。それは良かったのだが、なかなか発音を鍛える機会もないままであった。
この日はたまたま、竹村さんのセミナーを2年ぶりくらいにきくことができた。改めて、発音の科学的方法での習得のトレーニングは、必要だなと思った。
楽しんで続けるには、さて、どうするか?
*1